お問い合わせ
動画制作ガイド

ショート動画の構成テンプレート集|企業向けに使える型と台本例を解説

ショート動画の構成作りで使いやすいテンプレートを、採用・商品紹介・ノウハウ・事例紹介など目的別に解説。企業向けにすぐ使える台本例と、動画構成を作るときの注意点も紹介します。

12分で読める
森田祥梧Frontend Engineer / Web Director
プロフィールを見る →

ショート動画は、思いつきで撮り始めるよりも、先に構成の型を決めてから作る方が安定します。

特に企業のショート動画制作では、毎回ゼロから企画を考えていると、投稿の方向性がぶれたり、撮影・編集に時間がかかりすぎたりします。

ショート動画の基本は「冒頭で興味を引く」「本編で価値を伝える」「最後に行動を促す」という流れです。ただし、採用、商品紹介、ノウハウ発信、事例紹介では、同じショート動画でも使いやすい構成が変わります。

この記事では、企業向けショート動画で使いやすい動画構成例と構成テンプレートを、目的別の台本例つきで紹介します。

ショート動画全体の作り方や企画・編集・運用の流れを先に押さえたい場合は、ショート動画の作り方ガイドもあわせてご覧ください。

ショート動画制作で構成が重要な理由

ショート動画では、映像のきれいさや編集の派手さよりも、最初に「何を見せるか」「どの順番で伝えるか」が成果に大きく影響します。

視聴者は、興味がなければすぐに次の動画へ移動します。そのため、冒頭で見る理由を作り、本編で期待に応え、最後に次の行動へつなげる流れが必要です。

たとえばTikTok for BusinessのCreative Codesでも、動画の冒頭で視聴者を引き込むことの重要性が示されています。どのプラットフォームでも、最初の数秒で「見る理由」を作れるかどうかが、動画構成の出発点になります。

構成が決まっていると、次のようなメリットがあります。

  • 撮影前に必要なカットが明確になる
  • 話す内容が長くなりすぎない
  • テロップや編集の方向性を決めやすい
  • 投稿ごとの品質が安定する
  • 複数人で制作しても認識がずれにくい

企業のショート動画では、担当者が毎回一人で企画を考えるとは限りません。マーケティング担当、採用担当、営業担当、制作会社など、複数人が関わることもあります。構成テンプレートを持っておくと、チーム内で「今回はこの型で作ろう」と共有しやすくなります。

基本構成はフック・本編・CTA

ショート動画の基本構成は、次の3つです。

パート役割目安
フック冒頭で視聴者の手を止める1〜3秒
本編悩みへの答え、事例、手順、変化を見せる15〜40秒
CTA視聴後に取ってほしい行動を伝える3〜5秒

この3つは、どのテンプレートでも共通する骨格です。

ただし、すべての動画で同じ見せ方にする必要はありません。たとえば採用動画なら「応募者の不安」から入る方が自然ですし、商品紹介なら「よくある悩み」や「使う前後の変化」から入る方が伝わりやすくなります。

重要なのは、型をそのまま当てはめることではなく、動画の目的に合わせて型を選ぶことです。

テンプレート1:問題提起型

問題提起型は、視聴者の悩みや不満から始める構成です。

企業アカウントでは最も使いやすい型のひとつで、商品・サービス紹介、採用広報、ノウハウ発信のどれにも応用できます。

構成

パート内容
フック視聴者が抱えている悩みを言語化する
本編その悩みが起きる理由を説明する
解決策自社の考え方、サービス、ノウハウを提示する
CTA詳細ページ、相談、保存、フォローへ誘導する

台本例

テーマ:採用動画を作っているのに応募が増えない理由

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:採用動画を出しているのに、応募が増えない理由
映像:採用サイトやスマホ画面を見る担当者

3〜10秒:原因
セリフ・テロップ:よくある原因は、会社が伝えたいことだけを話していることです
映像:社内風景、打ち合わせ風景

10〜22秒:応募者視点
セリフ・テロップ:応募者が知りたいのは、仕事内容、働く人、入社後の不安が解消できる情報です
映像:社員インタビュー、作業風景

22〜32秒:改善方向
セリフ・テロップ:会社紹介ではなく、応募者の疑問に答える動画にすると、採用ページへの遷移も起こりやすくなります
映像:採用ページをスクロールする画面

32〜38秒:CTA
セリフ・テロップ:採用動画の作り方に悩んでいる方は、Webサイトからご相談ください
映像:プロフィールやサイト導線

向いているテーマ

  • 商品やサービスの課題訴求
  • 採用広報
  • BtoBサービスの紹介
  • よくある失敗の解説
  • 問い合わせ前の不安解消

問題提起型では、冒頭の悩みが具体的であるほど視聴者に届きやすくなります。「集客に困っていませんか?」よりも、「Instagramを更新しているのに問い合わせが増えない理由」のように絞った方が、自分ごと化されやすくなります。

テンプレート2:Before / After型

Before / After型は、変化を見せる構成です。

視覚的に伝わりやすいため、店舗、空間、Webサイト、デザイン、商品使用シーン、業務改善などと相性が良い型です。

構成

パート内容
フック変化後の結果、または変化前の課題を見せる
Before改善前の状態を短く見せる
After改善後の状態を見せる
理由何を変えたのかを説明する
CTA事例ページや相談へ誘導する

台本例

テーマ:サービスページ改善のBefore / After

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:問い合わせが少なかったサービスページ、ここを変えました
映像:改善後ページの一部を先に見せる

3〜9秒:Before
セリフ・テロップ:サービス内容は書いてあるけれど、誰向けかがわかりにくい状態
映像:旧ページの構成イメージ

9〜18秒:After
セリフ・テロップ:最初に対象者と得られる結果を明確にしました
映像:新ページのファーストビュー

18〜28秒:改善ポイント
セリフ・テロップ:さらに、実績、制作の流れ、FAQを追加して、問い合わせ前の不安を減らしています
映像:各セクションをテンポよく表示

28〜35秒:CTA
セリフ・テロップ:Webサイト改善の相談は、プロフィールのリンクからどうぞ
映像:問い合わせ導線

向いているテーマ

  • WebサイトやLPの改善事例
  • 店舗や空間のリニューアル
  • 商品使用前後の変化
  • 業務改善ツールの導入効果
  • デザイン制作のプロセス紹介

Before / After型では、変化を盛りすぎないことが大切です。企業アカウントでは、派手な演出よりも「何をどう変えたのか」が伝わる方が信頼につながります。

テンプレート3:ノウハウ3選型

ノウハウ3選型は、保存されやすい実用系コンテンツに向いています。

「3つのポイント」「避けたいミス3つ」「最初に見るべき数字3つ」のように、数を絞って伝えることで、視聴者が最後まで見やすくなります。

構成

パート内容
フック得られる知識を明確にする
ポイント1最も重要な内容から伝える
ポイント2具体例を入れる
ポイント3行動に移しやすい内容で締める
CTA保存、フォロー、詳細記事へ誘導する

台本例

テーマ:ショート動画の構成で意識したい3つのこと

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:ショート動画の構成で、まず意識したい3つのこと
映像:話し手のアップ、タイトルテロップ

3〜10秒:ポイント1
セリフ・テロップ:1つ目。冒頭で誰の何の悩みかをはっきりさせる
映像:フック例のテロップ

10〜18秒:ポイント2
セリフ・テロップ:2つ目。1本で伝えることを1つに絞る
映像:企画メモ、構成表

18〜27秒:ポイント3
セリフ・テロップ:3つ目。最後に何をしてほしいかを決めておく
映像:CTA例、プロフィール画面

27〜34秒:CTA
セリフ・テロップ:あとで見返せるように保存して、次の企画作りに使ってください
映像:保存を促すテロップ

向いているテーマ

  • 業務ノウハウ
  • 初心者向け解説
  • チェックリスト
  • よくあるミス
  • 投稿改善のポイント

ノウハウ系は情報を詰め込みすぎやすいので、1本で扱う数は3つ程度に絞るのがおすすめです。5つ以上に増える場合は、シリーズ化した方が見やすくなります。

テンプレート4:FAQ回答型

FAQ回答型は、見込み顧客や応募者からよく聞かれる質問に答える構成です。

企業にとっては、営業・採用・問い合わせ対応で繰り返し説明している内容を動画化できるため、運用しやすい型です。

構成

パート内容
フックよくある質問をそのまま出す
回答まず結論を伝える
補足理由や注意点を説明する
具体例実際のケースを短く見せる
CTA詳細ページ、問い合わせ、次回投稿へ誘導する

台本例

テーマ:ショート動画は何秒くらいがいい?

0〜3秒:質問
セリフ・テロップ:ショート動画って、何秒くらいがいいですか?
映像:質問テロップ

3〜9秒:結論
セリフ・テロップ:結論、最初は30〜45秒くらいが作りやすいです
映像:話し手、秒数のテロップ

9〜20秒:補足
セリフ・テロップ:ただし、短ければ良いわけではありません。伝える内容に対して過不足がない長さが重要です
映像:編集画面、構成メモ

20〜31秒:具体例
セリフ・テロップ:商品紹介なら短め、採用インタビューなら少し長めでも成立します
映像:商品カット、社員インタビュー

31〜38秒:まとめ
セリフ・テロップ:まずは1本の目的を決めてから、尺を考えましょう
映像:構成表の画面

向いているテーマ

  • 料金や制作期間への回答
  • 採用応募前の不安解消
  • サービス導入前の疑問
  • 制作会社への相談前に知りたいこと
  • 社内でよく聞かれる質問

FAQ回答型は、検索やAI回答にもつながりやすいコンテンツになりやすいです。WebサイトのFAQやブログ記事とも連動させると、動画とサイトの両方で情報を補完できます。

テンプレート5:採用広報型

採用広報型では、会社が伝えたい魅力よりも、応募者が知りたい情報を優先します。

職場の雰囲気、働く人、仕事内容、入社前の不安、キャリアのイメージなどを短く切り出すと、採用サイトへの導線を作りやすくなります。

構成

パート内容
フック応募者が気にしている疑問から入る
本編社員の言葉や実際の様子で答える
補足制度や働き方を簡潔に説明する
CTA採用ページ、募集要項、会社説明会へ誘導する

台本例

テーマ:入社前に不安だったこと

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:入社前に不安だったこと、正直に話します
映像:社員の自然な表情

3〜12秒:不安の共有
セリフ・テロップ:一番不安だったのは、質問しやすい雰囲気があるかどうかでした
映像:インタビューカット

12〜24秒:実際の環境
セリフ・テロップ:実際には、朝会やチャットで相談できる場があり、最初の案件も先輩が一緒に進めてくれました
映像:オフィス、打ち合わせ、チャット画面イメージ

24〜33秒:応募者への示唆
セリフ・テロップ:仕事の進め方が見えると、入社後のイメージもしやすくなります
映像:作業風景

33〜40秒:CTA
セリフ・テロップ:働く環境をもっと知りたい方は、採用ページをご覧ください
映像:採用ページ

向いているテーマ

  • 社員インタビュー
  • 1日の仕事紹介
  • オフィス紹介
  • 入社前後のギャップ
  • 求める人物像
  • 研修制度や働き方の紹介

採用広報では、きれいに整えすぎた言葉よりも、本人の実感が伝わる言葉の方が届くことがあります。台本は用意しつつ、読み上げ感が強くなりすぎないように調整しましょう。

テンプレート6:商品・サービス紹介型

商品・サービス紹介型では、機能説明から入るよりも、視聴者の課題や使う場面から入る方が伝わりやすくなります。

企業が伝えたい機能を並べるだけでは、視聴者は「自分に関係があるか」を判断しにくくなります。誰のどんな課題を解決するのかを先に見せましょう。

構成

パート内容
フックよくある課題、または利用シーンを見せる
課題そのままだと起きる問題を説明する
解決策商品・サービスでできることを見せる
変化導入後の状態を具体的に伝える
CTA詳細ページ、資料請求、問い合わせへ誘導する

台本例

テーマ:予約管理サービスの紹介

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:予約管理、まだ電話とメモだけで対応していませんか?
映像:電話対応、メモのカット

3〜12秒:課題
セリフ・テロップ:手作業の予約管理は、聞き間違いやダブルブッキングが起きやすくなります
映像:予約表、困っている表情

12〜24秒:解決策
セリフ・テロップ:予約システムを使うと、空き状況の確認、予約受付、変更連絡まで一元管理できます
映像:管理画面、スマホ予約画面

24〜33秒:導入後の変化
セリフ・テロップ:スタッフの対応時間を減らしながら、お客様も好きな時間に予約できます
映像:店舗スタッフ、お客様のスマホ操作

33〜40秒:CTA
セリフ・テロップ:詳しい機能と料金は、サービスページでご確認ください
映像:サービスページ

向いているテーマ

  • SaaSや業務支援サービス
  • 店舗サービス
  • 制作サービス
  • 新商品の紹介
  • キャンペーン告知

サービス紹介では、1本の動画にすべての機能を入れないことが大切です。機能が複数ある場合は、「課題別」「利用シーン別」「よくある質問別」に分けると、シリーズとして展開しやすくなります。

テンプレート7:制作実績・事例紹介型

制作実績や導入事例は、企業アカウントにとって信頼を作りやすいコンテンツです。

ただし、単に「こんなものを作りました」と見せるだけでは、視聴者にとって学びや判断材料が少なくなります。背景、課題、工夫、結果を短く入れると、事例としての価値が高まります。

構成

パート内容
フック事例の特徴や成果を先に見せる
課題制作前・導入前の状況を説明する
工夫どこをどう設計したかを見せる
結果改善点、反応、活用方法を伝える
CTA実績ページや相談へ誘導する

台本例

テーマ:採用LP制作の事例紹介

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:採用LPで最初に見直したのは、デザインではなく情報の順番でした
映像:完成LPのファーストビュー

3〜12秒:課題
セリフ・テロップ:以前は会社概要が先にあり、応募者が知りたい仕事内容や働き方が後半にありました
映像:旧構成の図

12〜25秒:工夫
セリフ・テロップ:そこで、最初に職種の魅力、働く環境、社員の声を配置し、応募前の不安を減らす構成に変更しました
映像:新構成、社員写真、セクション表示

25〜34秒:学び
セリフ・テロップ:デザインだけでなく、情報の順番を変えることで、採用ページは伝わり方が大きく変わります
映像:スクロール動画

34〜40秒:CTA
セリフ・テロップ:採用サイトやLP制作の相談は、Webサイトからどうぞ
映像:問い合わせ導線

向いているテーマ

  • Webサイト制作実績
  • LP制作実績
  • ロゴやブランド制作
  • 動画制作実績
  • 導入事例
  • 店舗改善や空間デザイン

事例紹介では、クライアント名や具体的な成果を出せない場合もあります。その場合は、許可された範囲で「課題」「工夫」「考え方」を紹介すると、守秘性を保ちながら専門性を伝えられます。

テンプレート8:ストーリー型

ストーリー型は、背景や想いを伝えたいときに向いています。

代表メッセージ、ブランド紹介、商品開発、創業背景、プロジェクトの裏側など、感情や文脈が重要なテーマで使いやすい構成です。

構成

パート内容
フック印象的な一言、問い、結果から入る
背景なぜ始めたのかを伝える
葛藤途中であった課題や迷いを見せる
現在今の取り組みや形になったものを見せる
CTAブランドサイト、採用ページ、詳細記事へ誘導する

台本例

テーマ:ブランドリニューアルの裏側

0〜3秒:フック
セリフ・テロップ:ロゴを変えた理由は、見た目を新しくするためだけではありません
映像:新しいロゴの一部

3〜12秒:背景
セリフ・テロップ:事業が広がる中で、私たちが何を大切にしているのかを、もう一度整理する必要がありました
映像:打ち合わせ、資料

12〜25秒:再設計
セリフ・テロップ:言葉を見直し、色を見直し、使う場面を想定しながら、ブランド全体を再設計しました
映像:デザイン検討、カラーパレット

25〜35秒:考え方
セリフ・テロップ:ロゴは完成物ですが、本当に大切なのは、その裏側にある考え方です
映像:実際の使用イメージ

35〜42秒:CTA
セリフ・テロップ:リニューアルの詳細は、制作実績ページで紹介しています
映像:実績ページ

向いているテーマ

  • ブランド紹介
  • 代表メッセージ
  • 商品開発の裏側
  • プロジェクトストーリー
  • 会社の価値観
  • 採用ブランディング

ストーリー型は、長くなりすぎると離脱されやすくなります。伝えたい想いが多い場合でも、ショート動画では1つの場面や1つの転機に絞ると見やすくなります。

目的別のおすすめテンプレート

どの型を使うべきか迷う場合は、動画の目的から選ぶと整理しやすくなります。

目的おすすめテンプレート理由
認知を広げたい問題提起型、ノウハウ3選型冒頭で関心を引きやすい
保存されたいノウハウ3選型、FAQ回答型後で見返す価値を作りやすい
問い合わせにつなげたい問題提起型、商品・サービス紹介型課題から相談導線へつなげやすい
採用応募につなげたい採用広報型、FAQ回答型応募前の不安を減らしやすい
実績を伝えたいBefore / After型、事例紹介型変化や工夫を見せやすい
ブランドの考え方を伝えたいストーリー型背景や価値観を伝えやすい

テンプレートは、1つに固定する必要はありません。たとえば採用広報でも、社員インタビューは採用広報型、よくある質問はFAQ回答型、オフィス紹介はBefore / After型に近い見せ方ができます。

台本を作るときのチェックポイント

構成テンプレートを選んだら、撮影前に簡単な台本を作ります。

台本は、きれいな文章を書くためのものではありません。撮影時に「何を話すか」「何を映すか」「どこでテロップを入れるか」を共有するための設計図です。

1本で伝えることを1つに絞る

ショート動画では、1本に複数のテーマを入れると焦点がぼやけます。

たとえば「採用サイトの作り方」を1本で全部説明するのではなく、

  • 採用サイトで最初に見せるべき情報
  • 社員インタビューで聞くべき質問
  • 応募前の不安を減らすFAQ
  • 採用動画で避けたい構成

のように分けると、1本ごとのメッセージが明確になります。

冒頭は説明ではなく興味から入る

冒頭で「今日は〇〇について解説します」と始めると、視聴者にとって見る理由が弱くなりがちです。

次のように、視聴者の悩みや関心に直接触れると、手を止めてもらいやすくなります。

弱い冒頭改善例
今日は採用動画について解説します採用動画を出しているのに応募が増えない理由
弊社のサービスを紹介しますその作業、まだ手作業で対応していませんか?
LP制作の事例を紹介します問い合わせが少なかったLP、最初に直したのはここです

セリフとテロップを分けて考える

セリフをそのまま全てテロップにすると、画面が読みにくくなることがあります。

ただし、すべてを短く要約すればよいわけでもありません。説明として必要な言葉は残し、強調したい場面ではキーワード化・要約を使う、という考え方が実務では扱いやすいです。

たとえば、話している内容を補助したい場面では短い文章のテロップにし、視聴者に覚えてほしい場面では「応募者視点」「電話・メモ管理の限界」「CTAから逆算」のように、強い言葉だけを出します。

セリフテロップ例
採用動画では、会社が伝えたいことよりも応募者が知りたいことを優先します応募者が知りたいことを優先
予約管理を電話とメモだけで行うと、聞き間違いや対応漏れが起きやすくなります電話・メモ管理の限界
ショート動画は、最後に何をしてほしいかを決めてから作ると構成しやすくなりますCTAから逆算する

CTAを1つに絞る

企業アカウントでは、最後に「フォロー、保存、コメント、問い合わせ、プロフィールリンク」と複数の行動を求めたくなることがあります。

しかし、CTAが多いほど視聴者は迷います。

動画の目的に合わせて、最も重要な行動を1つに絞りましょう。

目的CTA例
認知・継続視聴他の投稿も見たい方はフォローしてください
ノウハウ提供あとで見返せるように保存してください
採用働く環境を知りたい方は採用ページをご覧ください
問い合わせ詳しい相談はプロフィールのリンクからどうぞ
事例紹介制作実績の詳細はWebサイトで紹介しています

企業で運用しやすい作り方

ショート動画を継続するには、テンプレートを社内で使い回せる状態にしておくことが重要です。

毎回新しい企画をゼロから考えるのではなく、型ごとに投稿テーマをストックしておくと、運用が止まりにくくなります。

テーマを型ごとに分けてストックする

たとえば、動画企画を次のように分けます。

ストックするテーマ例
問題提起型よくある失敗、問い合わせ前の悩み、導入前の課題
FAQ回答型料金、期間、準備物、よくある不安
採用広報型社員の声、1日の流れ、入社前の不安
事例紹介型制作背景、改善ポイント、工夫した設計
ノウハウ3選型チェックリスト、改善ポイント、初心者向け解説

このように整理しておくと、撮影日には「今日はFAQ回答型を5本撮る」「次回は採用広報型を3本撮る」のようにまとめて進めやすくなります。

まとめ撮りを前提に台本を作る

企業アカウントでは、毎回撮影日を設定するよりも、月1回や隔週でまとめ撮りする方が現実的です。

そのため、台本も1本ずつバラバラに作るのではなく、同じ型で複数本をまとめて作ると効率が上がります。

たとえばFAQ回答型なら、

  • 制作期間はどれくらいですか?
  • 動画の企画だけ依頼できますか?
  • 撮影場所はどう決めますか?
  • ショート動画は何本から始めるべきですか?

のように、同じ構成で複数本を作れます。

WebサイトやLPへの導線もセットで考える

ショート動画は、投稿単体で完結させるよりも、WebサイトやLPとつなげることで成果につながりやすくなります。

たとえば、動画で課題を提示し、詳しい解決策はブログ記事やサービスページで補足する。採用動画で社員の声を見せ、詳細は採用サイトへ誘導する。事例紹介動画から制作実績ページへ誘導する。

このように、動画の役割とリンク先の役割を分けることで、視聴者が次の行動を取りやすくなります。

LP側の導線設計については、LP構成テンプレートでも詳しく解説しています。

よくある失敗と改善策

失敗1:テンプレートを使っているのに毎回長くなる

テンプレートを使っていても、伝えたいことを増やしすぎると動画は長くなります。

改善策
1本の目的を「保存してほしい」「採用ページを見てほしい」「サービスの違いを理解してほしい」のように1つに決めます。目的が1つになると、入れるべき情報と削る情報を判断しやすくなります。

失敗2:冒頭が毎回似てしまう

同じ型を使い続けると、冒頭の言い回しが似てしまうことがあります。

改善策
フックの切り口を変えます。悩みから入る、数字から入る、質問から入る、意外な結論から入る、Before / Afterから入るなど、同じテーマでも入り口を変えると印象が変わります。

失敗3:台本を読むことが目的になる

台本を丁寧に書くこと自体は悪くありません。ただ、台本の文章を正確に読むことが目的になると、話し方が固くなり、視聴者には「読んでいる感じ」が伝わりやすくなります。

台本は、話す方向性を見失わないための目印です。何を伝えるか、どの順番で話すか、どこで映像を切り替えるかを確認するために使います。

改善策
撮影前に一度声に出して読み、言いにくい表現は普段の話し言葉に直します。本番では一字一句を追うよりも、要点を押さえながら自然に話すことを優先します。

特に社員インタビューや採用広報では、完璧な文章よりも、その人の言葉として聞こえる自然さが大切です。

失敗4:最後のCTAが弱い

動画の最後に「詳しくはお問い合わせください」とだけ入れても、視聴者は何をすればよいか判断しにくい場合があります。

改善策
CTAは具体的にします。「採用ページで社員インタビューを読む」「制作実績ページで事例を見る」「プロフィールのリンクから無料相談する」のように、次に見る場所や行動を明確にしましょう。

よくある質問

ショート動画の構成テンプレートは毎回同じでもよいですか?

同じテンプレートを使っても問題ありません。ただし、冒頭のフック、映像の見せ方、CTAを変えることで、同じ型でも単調になりにくくなります。企業アカウントでは、複数のテンプレートを持ち、目的に応じて使い分けるのがおすすめです。

ショート動画の台本はどこまで細かく作るべきですか?

セリフ、テロップ、映像の3つを簡単に整理できていれば十分です。台本は一字一句を読む原稿ではなく、話す方向性を見失わないための目印として使い、本番では要点を押さえながら自然に話すことを優先しましょう。

企業のショート動画ではどのテンプレートが一番使いやすいですか?

最初は問題提起型とFAQ回答型が使いやすいです。顧客や応募者の悩みから入れるため、商品紹介、採用、問い合わせ前の不安解消など幅広いテーマに応用できます。

CTAは毎回入れた方がよいですか?

企業アカウントでは、基本的に入れることをおすすめします。ただし、毎回問い合わせに誘導する必要はありません。動画の目的に合わせて、保存、フォロー、採用ページ、サービスページ、問い合わせなどから1つ選びます。

台本例をそのまま使っても大丈夫ですか?

そのまま使うよりも、自社のターゲット、サービス内容、話し方に合わせて調整することをおすすめします。特に採用動画や事例紹介では、実際の言葉や現場の情報を入れることで信頼感が高まります。

まとめ

ショート動画は、構成テンプレートを持っておくことで、企画・撮影・編集・運用が進めやすくなります。

基本は、冒頭で興味を引き、本編で価値を伝え、最後に次の行動へつなげることです。

そのうえで、目的に合わせて問題提起型、Before / After型、ノウハウ3選型、FAQ回答型、採用広報型、商品・サービス紹介型、事例紹介型、ストーリー型を使い分けると、投稿の幅が広がります。

大切なのは、テンプレートを埋めることではなく、誰に何を届け、視聴後にどう動いてほしいのかを明確にすることです。

RINIAでは、ショート動画を単体の投稿としてではなく、WebサイトやLP、採用ページ、問い合わせ導線まで含めたコンテンツとして設計しています。テンプレートを使いながらも、事業の目的に合わせた企画・構成・編集を行うことで、再生数だけで終わらない動画制作を支援しています。

お気軽にご相談ください

Web制作・LP制作・コーディング外注など、お気軽にお問い合わせください。

無料相談する
無料相談する