「ホームページのアクセス数は見ているけれど、問い合わせや予約にどうつなげればいいのか分からない」と感じていませんか。
GA4(Googleアナリティクス4)やサーチコンソールを設定していても、画面には数字が多く表示されるため、どこを見て、何を改善すればいいのか判断しにくいものです。その結果、「先月よりアクセスが増えた」「少し減った」という確認だけで終わってしまうケースも少なくありません。
ホームページで大切なのは、アクセス数そのものよりも、見込み客がどこから来て、どのページを見て、どこで迷い、問い合わせや予約につながったかを把握することです。
この記事では、ホームページのアクセス解析で見るべき基本指標と、Googleアナリティクス・サーチコンソールの活用方法、さらに数字を改善につなげる考え方を解説します。
ホームページのアクセス解析とは
アクセス解析とは、ホームページに訪れた人の行動を数値で確認し、改善点を見つけるための取り組みです。
具体的には、次のようなことを確認します。
- どこからホームページに来たのか
- どのページがよく見られているのか
- どのページで離脱しているのか
- 問い合わせ・予約・電話タップなどの成果につながっているのか
- 検索結果ではどんなキーワードで表示されているのか
例えば、工務店のホームページを例に考えてみます。
月間1,000人がホームページを訪れていたとしても、この数字だけでは良い状態なのか判断できません。しかし、アクセス解析で分解すると、次のように課題が見えてきます。
- 1,000人のうち700人が「施工事例」ページを見ている → 施工実績への関心は高い
- 施工事例を見た人のうち、問い合わせページまで進んだのは20人だけ → 興味はあるが行動に移っていない
- 問い合わせフォームを開いた15人のうち、送信完了したのは5人だけ → フォームの途中で離脱している
この場合、「アクセス数を増やす」よりも先に、施工事例ページから問い合わせへの導線や、フォームの入力しやすさを見直す方が効果的です。
つまりアクセス解析は、単に数字を見る作業ではなく、ホームページのどこを直せば成果につながるかを見つけるための判断材料です。最初に見るべき指標は、実は5つだけに絞れます。
ホームページのアクセス解析で見るべき基本指標
アクセス解析では多くの指標を確認できますが、最初からすべてを見る必要はありません。まずは次の5つに絞ると判断しやすくなります。
| 指標 | 何が分かるか | 確認の目安 |
|---|---|---|
| ユーザー数 | 何人がサイトに 訪れたか | 前月・前年同月と 比較して増減を確認する |
| 流入チャネル | Google検索・SNS・ 広告など、どこから来たか | 検索流入が 全体の何割を占めるかを見る |
| よく見られている ページ | どのページに 興味を持たれているか | トップページ以外で 人気のページを把握する |
| 平均エンゲージ メント時間 | ページがしっかり 読まれているか | 他ページと比べて 極端に短くないかを見る |
| キーイベント | 問い合わせ・予約などの 成果につながったか | 発生数とユーザー数に 対する割合を見る |
「キーイベント」は、問い合わせ完了・予約完了・電話タップ・資料ダウンロードなど、事業上重要な行動を測定するための指標です。Google公式ヘルプ*2では、ビジネスの成果にとって特に重要なアクションを測定するイベントと説明されています。なお、この指標は2024年3月まで「コンバージョン」と呼ばれていたものが名称変更されたもので、見るべき内容自体は変わっていません。
アクセス解析で最も大切なのは、ユーザー数だけで判断しないことです。アクセスが増えていても、問い合わせが増えていなければ、成果にはつながっていません。反対に、アクセス数が少なくても問い合わせ率が高ければ、ページの内容や導線は良い可能性があります。
指標は単体ではなく比較で見る
アクセス解析の数字は、単月だけを見ても判断しにくいです。例えば「今月のアクセス数は1,000でした」と言われても、それが良いのか悪いのかは分かりません。
判断する際は、次の3つの比較をセットで見ることが大切です。
- 前月との比較 — 直近の変化を確認する
- 前年同月との比較 — 季節要因を踏まえて確認する
- ページ間の比較 — どのページが成果に貢献しているかを見る
例えば、飲食店や観光系のサービスでは、季節によって検索数や来店ニーズが変わります。前月よりアクセスが減っていても、前年同月と比べて増えていれば、実際には改善している可能性があります。
また、問い合わせ数が減った場合も、単純に「ホームページが悪くなった」と決めつけるのではなく、次のように分けて考えます。
- ユーザー数自体が減ったのか
- 検索流入が減ったのか
- よく見られていたページの閲覧数が減ったのか
- 問い合わせページへの遷移が減ったのか
- フォーム送信完了率が下がったのか
このように分解することで、改善すべき場所が明確になります。
SEO対策とアクセス解析の違い
ここまで見てきた5つの指標は、すべて「来訪後の行動」に関するものです。検索結果からの集客(SEO対策)とは役割が違うことを押さえておきましょう。
| 項目 | 役割 | 見るポイント |
|---|---|---|
| SEO対策 | 検索結果からホームページに 人を集める | 検索順位、表示回数、 クリック率、検索キーワード |
| アクセス解析 | 来訪後の行動を 確認し、改善する | 閲覧ページ、滞在時間、 導線、問い合わせ数 |
検索順位が上がってアクセスが増えても、サイト内の導線が分かりにくければ問い合わせは増えません。逆に、導線が整っていても、そもそも検索から人が来ていなければ成果は伸びにくくなります。SEOで集客し、アクセス解析で成果につながる導線を整える、両方をセットで考えることが大切です。SEO対策自体の進め方については「SEO対策の戦略と進め方」で詳しく解説しています。
Googleアナリティクスとサーチコンソールで確認する場所
ホームページのアクセス解析では、主に次の2つの無料ツールを使います。
| ツール | 分かること | 使う目的 |
|---|---|---|
| Googleサーチ コンソール | 検索結果での表示回数、 クリック数、検索キーワード、 掲載順位 | 検索からの 集客状況を確認する |
| GA4 (Googleアナリティクス4) | サイト内での行動、 閲覧ページ、流入元、 キーイベント | 来訪後の 行動と成果を確認する |
簡単に言うと、サーチコンソールは「検索結果でどう見られているか」、GA4は「サイトに来た後どう動いたか」を見るツールです。
どちらか一方だけでは、改善点を正しく判断しにくくなります。検索結果ではよく表示されているのにクリックされていないのか、クリックされているのに問い合わせにつながっていないのかで、改善する場所が変わるからです。
サーチコンソールで確認する場所
サーチコンソールでは、まず「検索パフォーマンス」を確認します。ここで見るべき項目は次の5つです。
- 合計クリック数 — 検索結果からサイトに来た回数
- 合計表示回数 — 検索結果にサイトが表示された回数
- 平均CTR(クリック率) — 表示された回数のうち、実際にクリックされた割合
- 平均掲載順位 — 検索結果での平均順位
- クエリ — どの検索キーワードで表示・クリックされたか
特に重要なのは、「表示回数は多いのにクリック率が低いキーワード」です。この場合、検索結果に出ているものの、タイトルやディスクリプションが検索者に刺さっていない可能性があります。
例えば「ホームページ 制作費用」で多く表示されているのにクリックされていない場合、タイトルに料金の目安や対象者が入っていない、競合と比べて具体性が弱い、といった原因が考えられます。
GA4で確認する場所
GA4では、最初は次の3箇所だけ見れば十分です。
- レポート > ライフサイクル > 集客 — どこからユーザーが来ているか
- レポート > ライフサイクル > エンゲージメント — どのページが見られているか、どれくらい読まれているか
- レポート > エンゲージメント > キーイベント — 問い合わせ・予約などの成果が発生しているか
慣れていないうちは、細かい画面をすべて見る必要はありません。まずは「どこから来たか」「どのページを見たか」「問い合わせにつながったか」の3点を毎月確認できれば、改善の方向性は見えてきます。
アクセス解析の見方とホームページ改善への活かし方
アクセス解析は、数字を確認するだけでは意味がありません。大切なのは、「この数字が悪いなら、どこを直すべきか」まで考えることです。
ここでは、よくある問題パターンと改善方法を紹介します。
パターン1:アクセスはあるのに問い合わせが少ない
ユーザー数はあるのに、問い合わせ・予約・電話タップなどのキーイベントが少ない場合、サイト内の導線に問題がある可能性があります。
確認すべきこと
- ファーストビューに問い合わせボタンがあるか
- 問い合わせボタンが目立つ位置にあるか
- ボタンの文言が分かりやすいか
- フォームの入力項目が多すぎないか
- スマホでフォームが入力しやすいか
改善の方向性
「お問い合わせ」だけではなく、「無料相談はこちら」「見積もりを相談する」「予約状況を確認する」のように、クリック後に何ができるのかが分かる文言に変えると、行動しやすくなります。
また、フォームの入力項目が多い場合は、名前・メールアドレス・相談内容など、最初に必要な情報だけに絞ることも有効です。
パターン2:検索結果には表示されているがクリックされない
サーチコンソールで表示回数は多いのにクリック数が少ない場合、検索結果に表示されるタイトルやディスクリプションが検索意図に合っていない可能性があります。
確認すべきこと
- タイトルに検索キーワードが自然に入っているか
- 料金・地域・対象者・実績など、具体的な情報が入っているか
- ディスクリプションが曖昧な文章になっていないか
- 競合サイトと比べて、読む理由が伝わるか
改善の方向性
「〇〇ならお任せください」だけでは弱いです。例えば、地域型の店舗であれば「対応エリア名+業種名」を具体的に入れることで、自分に関係があると判断されやすくなり、クリックされやすくなります。SEO改善の中でも比較的取り組みやすい施策です。
パターン3:よく見られているページから問い合わせに進まない
特定のページはよく見られているのに、問い合わせページへの遷移が少ない場合、そのページに次の行動への導線が不足している可能性があります。
確認すべきこと
- ページの途中や末尾に問い合わせボタンがあるか
- 関連する事例・料金・よくある質問へのリンクがあるか
- 読者が不安を解消できる情報が足りているか
- 問い合わせ前に確認したい情報が載っているか
改善の方向性
よく見られているページは、改善の優先度が高いページです。ページの中間と末尾に問い合わせボタンを追加したり、関連する事例や料金ページへのリンクを設置したりすることで、問い合わせにつながる可能性があります。
パターン4:スマホでの成果が極端に悪い
スマホからの閲覧が多いケースが一般的です。スマホでのアクセスは多いのに問い合わせが少ない場合、表示崩れや操作のしにくさが原因になっている可能性があります。
確認すべきこと
- ボタンが指で押しやすい大きさになっているか
- 電話番号をタップして発信できるか
- フォーム入力時に画面が見づらくならないか
- 画像や表が画面からはみ出していないか
- 読み込み速度が遅すぎないか
Google/SOASTAの調査*1では、モバイルページの読み込み時間が1秒から3秒に増えると、離脱の確率が32%上昇すると報告されています。スマホでの読み込み速度や操作性は、問い合わせ改善に直結しやすいポイントです。
パターン5:特定のページだけ読まれていない
平均エンゲージメント時間が極端に短いページは、訪問者の期待と内容がズレている可能性があります。
確認すべきこと
- ページタイトルと本文の内容が合っているか
- 冒頭で読者の悩みに答えているか
- 知りたい情報にたどり着くまでが長すぎないか
- 文章が専門用語ばかりになっていないか
- ページの役割に合った導線があるか
改善の方向性
まず冒頭を見直し、「このページで何が分かるのか」を明確にします。そのうえで、読者が知りたい情報を上の方に移動し、不要な説明を削ることで、最後まで読まれやすくなります。
業種別に見るアクセス解析の活用例
アクセス解析で見るべき指標は、業種によって変わります。すべてのホームページを同じ基準で見るのではなく、自社の目的に合わせて確認することが大切です。
| 業種 | 重視すべき指標 | 改善の方向性 |
|---|---|---|
| 店舗・飲食店 | 電話タップ、地図ページ閲覧、 営業時間ページの閲覧 | 来店につながる情報を 分かりやすくする |
| 美容室・サロン | 予約ボタンのクリック、 メニュー閲覧、スタッフページ閲覧 | 予約導線、メニュー料金、 雰囲気の伝わりやすさを整える |
| 士業・コンサル | 問い合わせフォーム遷移、 事例ページ閲覧、料金ページ閲覧 | 信頼性・実績・ 相談しやすさを伝える |
| BtoB企業 | 資料ダウンロード、 サービスページ閲覧、滞在時間 | 検討材料になる情報と 再訪導線を用意する |
| EC・通販 | 商品ページ閲覧、 カート投入率、購入完了率 | 決済までの 離脱ポイントを特定する |
例えば店舗の場合、最終的な目的は「来店」です。そのため、問い合わせフォームの送信数だけでなく、電話番号のタップ、Googleマップへの遷移、営業時間ページの閲覧なども成果として見る必要があります。
一方、BtoB企業では、初回訪問ですぐ問い合わせに至ることは多くありません。サービスページや事例ページを複数回見たうえで、後日問い合わせるケースもあります。そのため、資料ダウンロードや事例ページ閲覧など、問い合わせ前の行動も中間指標として確認すると判断しやすくなります。
SEO改善・問い合わせ改善につなげるチェックポイント
アクセス解析を始めると、直したい場所がいくつも見つかることがあります。しかし、すべてを一度に改善しようとすると、時間もコストもかかります。
優先順位は、次の2つの軸で考えると整理しやすくなります。
- 影響の大きさ — ユーザー数が多いページや、問い合わせに近いページに関わる問題か
- 改善のしやすさ — すぐ直せる内容か、制作や設計の見直しが必要か
最初に取り組むべきなのは、影響が大きく、すぐに直せるものです。
例えば、よく見られているサービスページに問い合わせボタンがない場合、ボタンを追加するだけで問い合わせ数が改善する可能性があります。これは影響が大きく、改善もしやすいため優先度が高いです。
一方で、アクセス数が少ない古い記事の離脱率が高い場合、改善しても全体への影響は限定的です。後回しにしても大きな問題にはなりにくいでしょう。
自社で見るべきか、外注すべきか
アクセス解析は、自社でできることと、専門家に任せた方がいいことがあります。
| 自社でできること | 外注した方がいいこと |
|---|---|
| ユーザー数の確認 | GA4・サーチコンソールの初期設定 |
| 流入チャネルの確認 | キーイベントの設計・設定 |
| よく見られているページの確認 | 問題の原因分析 |
| 月次での数字の記録 | 導線改善やフォーム改善の実装 |
| 前月・前年同月との比較 | 改善施策の優先順位づけ |
数字を見るだけなら、自社でも十分にできます。ただし、「なぜその数字になっているのか」を分析し、改善策に落とし込むには専門知識が必要です。
特に注意したいのが、GA4やサーチコンソールの初期設定です。問い合わせ完了や電話タップが正しく計測されていないと、成果が出ているのに数字に反映されなかったり、逆に誤ったデータをもとに判断してしまったりします。
また、自社スタッフのアクセスを除外していない場合、実際よりもユーザー数が多く見えてしまうことがあります。こうした設定ミスは、日々サイトを見ている社内では気づきにくい部分です。SEO対策とアクセス解析を合わせて依頼する場合の費用感は「SEO対策の費用相場」も参考にしてください。
アクセス解析でよくある失敗
アクセス解析は、数字を見ているつもりでも判断を誤ることがあります。代表的な失敗を3つ紹介します。
単月の数字だけで判断する
「先月よりアクセスが増えた」「今月は問い合わせが減った」だけで判断すると、一時的な変化に振り回されます。
広告、SNS投稿、季節要因、メディア掲載、キャンペーンなどによって、数字は一時的に変動します。必ず前月だけでなく、前年同月とも比較しましょう。
ユーザー数だけを増やそうとする
アクセス数が増えても、問い合わせ率が下がっていれば成果は伸びません。
例えば、ユーザー数が2倍になっても、問い合わせ率が半分になれば、問い合わせ数は変わりません。重要なのは、アクセス数と問い合わせ数をセットで見ることです。集客だけでなく、来訪後の導線改善も同時に進める必要があります。
全ページを同じ基準で評価する
トップページ、サービスページ、料金ページ、事例ページ、ブログ記事では、それぞれ役割が違います。
トップページは、次のページへ進んでもらうことが目的です。料金ページは、比較検討してもらうことが目的です。事例ページは、信頼してもらうことが目的です。
そのため、すべてのページを同じ基準で評価すると判断を誤ります。ページごとに「このページでユーザーに何をしてほしいのか」を決めてから、指標を見ることが大切です。
アクセス解析の活用方法:毎月の確認をルーティン化する
アクセス解析は、一度見て終わりではなく、毎月確認することで効果を発揮します。最初から細かく分析しようとせず、次の順番で確認すると続けやすくなります。
- ユーザー数を確認する — 前月・前年同月と比較する
- 流入チャネルを確認する — 検索・SNS・広告など、どこから来ているかを見る
- キーイベントを確認する — 問い合わせ・予約・電話タップなどの成果を見る
- よく見られているページを確認する — 成果につながりそうなページを見つける
- 問題のあるページを1つだけ改善する — 一度に全部直そうとしない
- 改善内容と数字の変化を記録する — 何を変えたかを残す
ポイントは、毎月すべてを完璧に分析しようとしないことです。最初は月1回、30分程度で構いません。
「今月はこのページの問い合わせボタンを直す」「来月はタイトルを見直す」というように、1回につき1つ改善できれば十分です。小さな改善を積み重ねることで、ホームページは少しずつ成果につながる状態に近づいていきます。
よくある質問
アクセス解析はどのくらいの頻度で見るべきですか?
最低でも月1回は確認することをおすすめします。広告出稿やキャンペーンを実施している場合は、週1回程度の確認が望ましいです。毎日見る必要はありません。短期間の変動に反応しすぎるよりも、月単位で落ち着いて判断する方が改善につなげやすくなります。
アクセス数が少なくても改善はできますか?
できます。ただし、アクセス数が少ない場合は、細かい数値の変化だけで判断しすぎないことが大切です。まずは、検索流入があるか、問い合わせ導線が分かりやすいか、主要ページに必要な情報が揃っているかを確認しましょう。アクセス数が少ないサイトでは、アクセス解析とあわせてSEO改善やコンテンツ追加も検討する必要があります。
GA4を設定していない場合はどうすればいいですか?
まずはGA4とサーチコンソールを設置しましょう。設定していない状態では、ホームページに誰がどこから来て、どのページを見ているのか判断できません。設置後は、最低でも1〜2ヶ月分のデータを蓄積してから本格的な分析を始めると、判断しやすくなります。
競合サイトのアクセス数も確認できますか?
GA4やサーチコンソールでは、自社サイトのデータしか確認できません。競合サイトのおおよその傾向を知るために外部ツールを使う方法はありますが、数値の精度には限界があります。実務では、競合のアクセス数を細かく追うよりも、自社サイトの数字を継続して確認し、過去の自社と比べて改善できているかを見る方が重要です。
アクセス解析の数字を改善すれば、すぐに成果は出ますか?
内容によります。問い合わせボタンの位置やフォーム項目の見直しなど、導線改善は比較的早く効果が見えることがあります。一方で、SEO改善や記事の見直しは、効果が出るまで数ヶ月かかることもあります。短期で直せる改善と、中長期で取り組む改善を分けて考えることが大切です。
まとめ
ホームページのアクセス解析は、数字を見ることが目的ではありません。目的は、問い合わせ・予約・来店・資料請求などの成果につなげるために、どこを改善すべきかを見つけることです。
最初に見るべき指標は、ユーザー数・流入チャネル・よく見られているページ・平均エンゲージメント時間・キーイベントの5つです。さらに、Googleアナリティクスとサーチコンソールを使い分けることで、検索結果での見られ方と、サイト内での行動を分けて確認できます。
アクセスがあるのに問い合わせが少ない場合は導線改善、検索結果には表示されているのにクリックされない場合はタイトルやディスクリプションの改善、よく見られているページから行動につながらない場合はボタンやリンクの追加が必要です。
最初から完璧に分析する必要はありません。まずは月1回、主要な数字を確認し、影響が大きく直しやすい場所から1つずつ改善していきましょう。その積み重ねが、ホームページを「作って終わり」にせず、継続的に成果を生む資産に育てるための土台になります。
「アクセス数は見ているが、どこを改善すればいいか分からない」「GA4やサーチコンソールの設定が正しいか不安」という方は、RINIAのアクセス解析サービスをご覧ください。GA4・サーチコンソールの設定から、毎月のデータに基づく改善提案まで一貫してサポートしています。自社での運用が難しいと感じた段階で、お気軽にご相談ください。